2月のWeb寺子屋は、カスタムGPTを紹介します
巷で話題のChatGPTの新機能「GPT Builder(ジーピーティ・ビルダー)」を取り上げます。実際に作ったものを紹介しつつ、作り方も紹介します。あなたの仕事や、勉強にフル活用できますよ!
普段しませんが、予告をさせていただいます。
今月(2024年2月)は、ChatGPTの新機能であるGPT Builderを紹介します。この機能を知って、さらに使い方を学べば、有料版に契約しよう!と思うかもしれません。
GPTビルダーとは?
ChatGPTは、「何でも屋」です。どんな仕事にも、使える「汎用的」なものです。汎用的だからこそ、Chatを始めるときに、
あなたは、コピーライターです。以下の箇条書きを参考に、記事を書いてください。カジュアルなトーンで、ユーモアを交えて書いてください。
のように、「専門性」を与えて使う必要があります。
また、ChatGPTを有効に働かせるには、一度の指示で答えを得るようとするのではなく、会話をラリーし、仕事をステップ・バイ・ステップで進めていくことが有効です。
しばらく同じような仕事に、ChatGPTを使っていると、ある種のパターンが見えてきます。それを、Step1、Step2、Step3 と整理整頓してあげることで、「ラリーする会話テンプレート」を作ることができます。
この「ラリーする会話テンプレート」を考え出せれば(使っていると見えてきます)、そのテンプレートを、毎回「貼り付けて」会話スタートすると、仕事の効率化、精度が一気にアップします。
ところが、、、仕事ごとに、このようなテンプレートを貼り付けて動かすのって面倒ですよね。
そこで「あらかじめ指示、データなどを持たせておいた特化型ChatGPT」を作っておけば便利ですよね?
それが「カスタムGTP」です。このカスタムGPTを作るための仕組みが、GPTビルダーです。
GPTビルダーの使い方
カスタムGPTを作る方法は簡単です(有料版にする必要があります)。サイドバーから「GPTを探索する」を選び、右側のボタン「+GPTを作成する」を押して、行います。
カスタムGPTは、対話しながら作ることもできますが、それよりは、別の作り方をした方が簡単で、効果的だと思います。
その方法は、とてもシンプルです。
あなたの仕事の進め方を分析する
会話のラリーに分解する
会話のラリーを事前にテストする
会話のラリーを「1つの指示文章」にまとめる
GPT Builder用に調整して設定し、テスト、確認、リリースする
とします。
魔法はありません。ちゃんと、まともに分析し、人間しかできない「パターン認識」を活用し、カスタムGPTを作ります。もちろん、ちょっとだけスパイスをかけてあげると(プロンプトの工夫)、仕事にぴったりのものが作れます。
効果的にカスタムGPTを作れることのインパクト
ChatGPTは、チームプランもリリースしました。これは、チーム丸ごとで契約できるプランです。例えば、4人チームなら、4人分を一気に契約し、それぞれの人に割り当てることができます。
このプランに入ると、利用枠が増えるだけではなく「ワークスペース」「カスタムGPTのチーム内のみ共有」が可能になります。
これは、すごいインパクトです。
先に説明したように「人間しかできないワークフロー分析」を行い、良い指示文を作り、さらに社内でしかアクセスできないデータを持たせることで、業務の質、スピード、効率を一気にあげることができます。
例えば、過去のニュースレターを全部読み込ませておいて、ニュースレターを書くためのステップをガイドするように、カスタムGPTを設計しておきます。また、ニュースレターのトーンも、選択肢から選べるように設計します。
そうすれば、私たちらしい知識、語り口を使ったオリジナルのニュースレター、記事を作りやすくなます(なぜなら、使うソースがオリジナルだからです)。
このようなカスタムGPTを、私が作って他の人に共有することができます。さらに、データの追加は、私以外の人にお願いすることもできます。
応用を考えれば、ワクワクします(笑)。
ChatGPTの使い方はもちろん、カスタムGPTを自在に作る方法を知って、幾つも、幾つも「自分用、チーム専用、用途別」のGPTを作ることができれば、圧倒的なアドバンテージが得られると思います。
実例を見せながら説明します
ウェビナー形式で、実例をお見せしながら、作り方を解説します。おそらく、ウェビナーをみていたら、自分の仕事専用のものが作れるようになるはずです。
ご期待ください!
ウェビナー開催などは、追ってお知らせします。
追伸:
実は、ちょっとしたカスタムGPTを作ってみました。興味がある人は、使ってみてください。コツは「ざっくりとした指示」からスタートすることです。あなたの仕事にぴったりのはず(笑)
お知らせ:
興味がある方は、是非有料版にお申し込みください。過去のChatGPT関連の動画を見て、予習をしておくと、すんなり理解できると思います!